新田青雲中等教育学校の
いじめ防止基本方針
教育活動や指導体制を整備し、いじめ防止に向けた日常の指導体制を定め、いじめの未然防止・早期発見に取り組むとともに、いじめを認知した場合に適切かつ速やかな解決を図るため「学校いじめ防止基本方針」(いじめ防止全体計画)を定めます。
中等教育学校は、中学校・高等学校をひとくくりにして運営する学校です。
中等教育学校は、全生徒が6カ年一貫教育を受けることができる学校です。
ここには、友達や先生とともに6年間歩む中で、目を見はるような成長が約束できる環境があります。
学習面においては、中学校と高等学校で重複した内容を整理して学習したり、前期課程で一部高等学校の内容を学習したりすることもできます。
また、後期課程に進級する際に受験がなく、10年後・20年後の自分の姿をじっくりと描きながら、自信を持って大学受験にのぞむことができます。
何よりも、6年間という時間をかけて多感な時代の人間的成長を支援してもらえることが大きなメリットです。
6年間通じて学校の雰囲気が変わることもなく、落ち着いて学校生活を送り、学習することができる新田青雲中等教育学校の魅力を、ご自身の目で確かめてください。
新田青雲が掲げる4つの教育方針(「徹底した学力養成」「心の教育」「感動の教育」「面倒見の良さ」)に込めた思い、それは新田青雲からの熱いメッセージです。
新田青雲では学ぶすべての時間を通して、生徒が自らの存在の意義や可能性を発見し、自己理解を深めることができるよう、教育計画が編成されています。さらに、生徒一人ひとりがその上に立って目指すべき方向をしっかり捉え、信念を持って前進し、最高の形で結実できるよう、あらゆる角度からサポートできる体制が整備されています。
13歳から18歳という学齢期は、”生きる”上でどれほど大きな影響を受ける時期であるか、保護者の皆様も経験上、十分お分かりになっておられることでしょう。
「あの時、こうしておけば…」と後悔の念を残してしまうのも、やはりこの時期に起こったこと、経験したことの中に数多く存在します。
――「6年間に悔いを残さない。」
自分探しの旅は、あらゆる場面で息を抜くことができません。一刻も無駄にはできないのです。時の流れは、すべての人に平等ですが、その時の流れの中で何を見つめ、何を感じ、どう取り組むかは、人によってそれぞれ違ってきます。そしてそれらは、ともに学ぶ友人、教えを受ける教師、心に刻まれる経験などにより大きな影響を受けます。
新田青雲の快活さ、ひたむきさ、強さ、実直さ、そして”青雲の志”を持った仲間としか経験できない、学べないことが数多くあります。師弟同行の熱い心で寄り添う教師から、人間としての在り方・生き方を学ぶ機会がたくさんあります。
新田青雲生であること、新田青雲で学ぶこと、それは”生きる”ことを、”懸命に生きる”ことへステージアップすることなのです。
5教科の時間を最大限確保し、6年間を見通したカリキュラムを組みます。
授業の先取りと、きめ細やかな指導により、6年後の大学受験に必要な実力をつけます。
生徒の学習意欲に充分応じた補習体制を取ります。
5教科の授業時数は学習指導要領の標準授業時間を大幅に上回ります。特に数学・英語は2倍以上としています。
6年を習得期、活用期、探究期にわけたカリキュラムは私学ならではの特徴を生かした効率的な学習システムです。
日本文化を実感できる剣道・柔道・弓道・茶道・華道を授業として取り入れ、しつけを重視します。
学年を超えた交流を通して、仲間との絆を強め、思いやりの心を育てます。
1年で剣道と茶道、2年で柔道と華道、3年で弓道を男女を問わず全員履修します。
日本の文化・日本の心を知り、自分を律していく精神力、礼儀を身につけるための授業です。
遠足・体験合宿・芸術鑑賞・校外実習・研修旅行・青雲祭(文化祭)・スポーツフェスティバル (体育祭)・合唱コンクールなど、毎月必ず大きな行事があります。
好奇心と探究心を養う行事で感動し、成長していきます。
平日の7時間授業、土曜日の授業(半日)により、学校生活にゆとりがでます。
その時間を 利用して、”感動”を体感し、ハードな学習だけでなく、メリハリのある学校生活が送れるよう 配慮しています。
啐啄同時を合言葉に生徒一人ひとりの個性の伸張や人格の陶冶を図るとともに、少人数の習熟度別授業や選択授業、個別指導など個に手厚い指導で、確かな学力を身につけさせます。
「啐啄同時」とは雛がかえろうとするとき、雛が内側から殻をつつくのと母親が外から殻を破ろうとするのが、合致することを表します。教育とは、「教え育てる」と書きます。師弟の関係が調和していなければ、たとえ教えても育ちません。新田青雲の6か年では、「啐啄同時」の理念のもと、生徒一人ひとりを大切に育てて行きます。
中高一貫校ならではの、中学3年生でのコース選択を実施しています。
従来からのカリキュラムを継続し総合的に学力を伸ばす青雲進学コースと特に英語力の育成を力を入れるグローバル・リーダーコースの2つのコースに分かれます。
少数精鋭によるこのコースは、これからのリーダーに求められるグローバル力を身につけることに特化したコースです。
本校が取り組んでいる3つのプロジェクト(グローバル力育成・夢ラボ・ICT活用)を結集し、さらに発展させることによって、コース生の”青雲の志”に十分応えられる設計となっております。
3~6年の各学年1クラス
2020年度開始
20名程度
(希望と適性等により選考)
・英検2級を全員取得
・卒業までに英検準1級以上の取得を目指す
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
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現代の 国語 |
言語文化 | 地理 総合 |
歴史 総合 |
数学I |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | |
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数学A | 物理基礎 | 生物基礎 | 体育 | 保健 | 芸術 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
コミニュケーション 英語I |
英語表現I | GL 実践Ⅱ |
家庭基礎 | 情報I | 総合探究 | HR |
コース内では、英語で日常のコミュニケーションを図ることを目標に3年生では週8時間の英語に関する授業を実施します。(公立中学3年生の場合、週4時間)
英会話の授業では、外国人講師2名、英語教員1名の計3人による指導で、All Englishでプレゼンテーションやディベートなどの授業を行います。
また、英語以外の教科の一部を英語で学習する機会もあります。課題研究「夢ラボ」で作成して論文を英訳するなど、様々な機会を通して英語を活用していきます。
現在の社会は情報通信技術が急速に進み,どこにいてもリアルタイムで海外とつながることができ,国境の意義があいまいになっています。もはや,海外の人,物,情報と関わりなく生きていくことはできません。こうしたグローバル社会を生き抜くために必要となる力は,異なる歴史や文化を持つ国の人々とのコミュニケーション能力、そして問題解決能力だといわれています。こうしたグローバル力を生徒の皆さんに身につけてもらうため,新田青雲では平成26年度からグローバル力育成プロジェクトとして様々な取り組みを行っています。
他国の人々と話すためには,まず,「使える英語」を身に付けていく必要があります。ニュージーランド出身のアダム・バトラー先生を中心として、授業以外でも学校生活の様々な場面で英語に接する機会を設けたり、楽しく英語を使える行事を開催したりしています。また、姉妹校のアメリカ合衆国サクラメント市のマックラチ―高校とも交流を続けています。
海外トップクラスの大学生を交えた小グループでの探究型プログラムです。
All Englishでディスカッションやプレゼンテーションなどを行い、生徒の主体性、協働性を育みます。
2017年5月27日にアメリカカリフォルニア州サクラメント市の伝統校であるマックラチー高校と姉妹校提携の調印式を行いました。マックラチー高校とは2014年から交流を始め、テレビ会議、手紙交換、ホームステイの受け入れなど様々な活動を行ってきました。現在も活発な交流を続けています。また、2018年3月からマックラチー高校に短期留学もしています。
インターネットを通じて、外国人講師と1対1の英会話のレッスンを受けます。
Online Speakingの導入により英語の外部検定試験での成果も上がっています。
毎週月曜日は、English Radioの日です。アダム先生がパーソナリティーとなって、週の予定、クイズ、This Week’s PhraseをAll Englishで放送してくれます。クイズでは出題後、その答えを出席番号でランダムに指名された生徒が答えるので、生徒たちは集中して放送を聴いています。Let’s enjoy listening to the radio!!
2年生から5年生までが、1学期から英会話などの時間を使い、6月に開催される青雲祭のRecitation Contestに向けて練習を始めます。各クラスから代表を2~3名ずつ選考した後、学年代表を決定し、青雲祭前日に全校生徒の前でステージに立ち、各学年の最優秀賞を競います。コンテストの司会進行は前年度の出場者(6年生)が英語で行います。
英語圏だけでなく、さまざまな国の外国人講師の方を招いて、国際交流デイを毎年行っています。放課後の2日間を利用してクリスマスにちなんだゲームをしたり、オーナメントを協力して製作したり、英語で意見交換をしたりします。各国固有の言語や文化について触れることで、まだまだ知らないことを発見することができます。ビンゴ大会やプレゼント交換、パーティを通して国際的な視野を広げてみませんか。
1年生を対象に、3学期にTalking Timeを行います。昼休みや放課後に2~3人の生徒でアダム先生と自由に話したりゲームをしたりして、実際に英語を使う時間です。2人または3人でアダム先生とお話をするので、密度の高い時間を過ごすことになります。生徒たちは実際に通じる英語を教えてもらいながらアダム先生との会話を楽しんでいます。
3年生から5年生までの3年間という長い時間をかけて、自分たちが興味を持っていることについて、疑問点や課題を見つけ、図書館や大学、企業などあらゆる機関と連携し、あらゆる手段を用いて、その課題を自分たちの手で解決し、新たな事実を発見していこうという取り組みです。
3年間で一人ひとりが研究者となって、この世の中でだれも発見したことのない法則や社会的現象を見つけていく研究活動をしていきます。
※「ラボ」とは研究所(laboratory)という意味の英単語の略です。
3年生はグループで、4年生からは個人で2年間かけて研究を進めていきます。
【令和3年度】
4年生
最優秀賞
レモンについて
優秀賞
高校生の健康的で効率の良い痩せ方
生物の絶滅と人間の関係
MADについて
スポーツパフォーマンスと音楽の関係性
テレポーテーション
3年生
最優秀賞
地震から家を守る
優秀賞
第一印象の大切さ
美しい髪についての研究
【令和2年度】
4年生
最優秀賞
犬猫の殺処分をなくすには
優秀賞
無意識にする動作の謎
なぜ人は夢を見るのか
セキセイインコの卵詰まり
時の流れの速さがヒット違うのはなぜ?
スパイク
3年生
最優秀賞
知育菓子が子供に与える影響
優秀賞
ヒトの記憶のメカニズムと色による記憶力の影響
最強のマスク
菊池利久さんは、鳥の祖先である始祖鳥が飛んでいたかどうかに興味をもち、始祖鳥ロボットを作成し、飛行実験を重ね、物理学的な視点から始祖鳥の飛行分析を行いました。この研究は4年生の頃から、夢ラボを通して行い、約2年間かけて、論文にまとめました。
その成果をもって、科学の甲子園ともいわれる「つくば Science Edge 2019」に参加しました。この大会には国内81校、海外12校、合計93校(全321チーム)の参加がありましたが、菊池利久さんは、国際的に活躍する科学者・研究者の前で発表する「オーラルプレゼンテーション」に選抜され、審査員の先生方から高い評価をいただき審査員特別賞を受賞しました。
<<菊池利久さんからのメッセージ>>
私は、夢ラボという自分の興味を追及する授業を通して始祖鳥の離陸の有無について研究しました。そして「つくば Science Edge 2019」のオーラルプレゼンテーションに選ばれ、審査員特別賞を受賞するなど、とてもよい経験をすることができました。授業で学んだことだけでなく、それを使って自分の興味を追及し、実際にロボットを製作するなど研究をする楽しみを知ることができました。
教育相談ではお話をじっくり聴いて、心が楽になるためにはどのような方法があるか、どうすれば元気になれるか、自分とはどんな人なのか、どうやったら周りの人とうまく付き合えるのか、など一緒にとことん考え、話し合って答えを探していきます。
教育相談ではお話をじっくり聴いて、心が楽になるためにはどのような
方法があるか、どうすれば元気になれるか、(自分とはどんな人なのか、)どうやったら周りの人とうまく付き合えるのか、など一緒に(とことん考え、)話し合って(答えを探してい)きます。これをカウンセリングといいます。
最初は話をしても何も変化が感じられないかもしれませんが、話すという行為そのものに気持ちを癒す効果があります。また、話をしていくうちに気持ちが整理されていき、(これといった解決方法が見つかっていなくても、)明日を元気に過ごすことができる力が湧いてくることもあります。
カウンセリング(を受けること)によって、よりよい学校生活、家庭生活ができるお手伝いをさせていただけたらと思います。生徒の皆さんはもちろん、保護者の皆様も気にかかることがありましたら、ぜひご利用ください。
【教育相談係】
大久保 雅 代(臨床心理士・公認心理師)
佐々木 志 麻(臨床心理士・公認心理師)
山 路 寿 子(養護・特別支援コーディネーター)
【相談場所】
面談室②(職員室西隣)
【相談時間】
水曜日:13時30分~17時30分(担当:大久保)
土曜日:12時30分~16時30分(担当:佐々木)
【相談申込方法】
①上記の相談時間帯に面談室に来て予約をする。
②担任等を通して予約をする。
③保健室(養護教諭)を通して予約をする。
④上記の相談時間帯に、学校の代表番号(089-951-6655)に電話で予約をする。
教育活動や指導体制を整備し、いじめ防止に向けた日常の指導体制を定め、いじめの未然防止・早期発見に取り組むとともに、いじめを認知した場合に適切かつ速やかな解決を図るため「学校いじめ防止基本方針」(いじめ防止全体計画)を定めます。