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啐啄同時
2023.12.01

第37回愛媛県高等学校総合文化祭美術工芸部門の搬入と展示

令和5年度の愛媛県県民総合文化祭において第37回愛媛県高等学校総合文化祭が行われました。美術・工芸部門には3名の生徒が出品し、作品の搬入から展示作業、撤去作業までを行いました。14日、火曜日は終日愛媛県美術館の南館において、県下から500点規模の高校生美術部作品が集まり、美術部の高校生が手分けして美術館内に作品を搬入しました。立体作品などは運搬が難しく丁寧な作業が求められました。午前中で無事に全作品を館内に搬入、午後からは他校の生徒も増員し、展示作業に取り掛かりました。青雲生は展示パネルの設置という重要な役目を果たしました。重たい石膏パネルを移動し、支柱を安全第一で取り付け、展示壁面の増設に努めました。展示作業ではイベント部門での200以上の吊るし飾りが用意されており、ガーランドになるよう一つずつ両面テープを準備してテグスに貼り付けていきました。雫の形をしたタペストリーがたくさんできあがり、集合体として設置された様子は壮観でした。

映像部門の展示準備も着々と進み、絵画や工芸、デザイン画も展示作業が進みました。夕刻にはすべての作品が展示され、会期中には多くの人の目に触れて感動の輪が広がることを望みました。

19日の日曜日には展示最終日を迎え、午後3時から片付けと撤去作業を行いました。たくさんの意欲的な作品に囲まれた空間から、徐々に作品や展示台が撤去され、設置と同様に重たい石膏パネルをしまうと、元のがらんとした広い空間が広がりました。熱気あふれる展示期間を終えて無事に作品は各校に戻っていきました。また次年度に向けて少しずつ新たな作品制作に意欲的に取りかかってもらえたら幸いです。愛媛県下の高校生同士がより良い刺激を相互に受けながら開催できたことが何より良かったです。たくさんの方々の支援に感謝し今後も学校生活を送りたいものです。