先日、百貨店へマイナンバーカードの受取りに行った際、息子の制服採寸で訪れた日のことを思い出しました。当時、勉強が得意ではなかった息子の入学に不安を抱えていた私は「本当にあの学校へ行くの？大丈夫？」と問いかけました。すると息子がこの場所で足を止め、下を向いたまま小さな声で「素敵な学校だと思った。あの学校で頑張りたい」と涙ぐみながら答えた姿が今も心に残っています。誘われて、小学生の頃に何気なく参加した土曜プログラムが、この学校を意識するきっかけだったようです。
あれから月日は流れ、現在息子は二年生。入学当初は周りについていけず苦労したようですが、今は好きな教科もでき、まだまだではありますが本人なりに努力しているようです。ほんとうに先生方や友人に恵まれ、家でも毎日その日の出来事を嬉しそうに話してくれます。あのとき息子の思いを信じてよかったと、今改めて感じています。
今年も残りわずかとなりました。何かと慌ただしい時期ではありますが、６年生の皆さんがどうか体調に気を付けながら、自分らしく力を発揮できますよう心から応援しています。